キャラクター紹介



 


ヒルデガルダ         スラヴェニアの若き女王


先々代・先代の王(ヒルデガルダの二人の兄)が数年で失脚したため、王位継承順位が回り、即位。

王国の中で親帝国派と反帝国派が対立する複雑な政治情勢の中、身を守るためにあえて"愚者"のふりをする。

飢饉や帝国への併合の危機において"目覚め"、真の力を発揮する。

女王らしく毅然とした振る舞いを見せる一方、商人の娘に扮して城下をお忍びで散策する。

食に対しては人一倍の執着があり、特にジョルジオの店の煮込みフリカデレがお気に入り。




ジョルジオ           宿屋・酒場のマスター


王都で酒場兼宿屋を営む。

煮込みフリカデレが看板メニュー。

ヒルデガルダが捕らえられ処刑されようとするとき、宿泊していた自称・商人の娘「ヒルダ」とともにその様子を見に行く。

店は、女王のお気に入りとなり、繁盛する。

後に、縦横三メートル以上ある肖像画を店に掲げたが、それは女王のものではなく、ジョルジオ自身のものだった。

現在ではジョルジオの子孫が店を経営し、スラヴェニア観光の定番の店となっている。




ヴァン・ゼルト伯爵    親帝国派の頭目         

スラヴェニアの南部にその領地を持ち、ラインハルト帝国と接する。

10年前の戦争では帝国との最前線となり、領地が荒廃。

以降、親帝国の立場をとり、ヒルデガルダと帝国皇太子の婚約(帝国によるスラヴェニアの併合)を後押し。

ヒルデガルダの"目覚め"により、王宮に一時拘束されるが、脱出し、精鋭3千の兵を率いて反帝国派に反撃。

偽のヒルデガルダを処刑する場を設けることで、本物をおびき寄せる。

ヒルデガルダと直接対決したものの、民衆の蜂起により敗北。

ヒルデガルダに処刑される(いわゆるヴァン・ゼルト事件)。




マウリッツ     ヒルデガルダの臣下

スラヴェニアの北西に位置するハームラムを治める。

領地が自由都市商業同盟と国境を接することもあり、同盟に留学するなど、同盟に友人も多い。

対帝国戦の際には、主都ランツに立てこもり、激しい攻防を繰り広げた。

ヒルデガルダがお忍びで外出する際、彼女のフリをするため、よく女装をさせられた。




征服帝ランカスター     ラインハルト帝国の皇帝

帝国は内陸国であるため、西の諸国が新大陸を発見したことに焦り、港を持つ自由都市商業同盟の侵略を企てる。

その第一段階として、帝国と同盟の間に位置するスラヴェニアを完全に併合しようとし、皇太子とヒルデガルダの婚約を図る。

皇太子がヒルデガルダに人質にされたと知るや皇太子の身分を剥奪する非情さや、増兵の決断の迅速さなど、帝王の貫録を見せつける。




エルモ & リヨン  衛兵と変人

ヒルデガルダの城の衛兵を務めるエルモは、あるとき西の国から来たという変人のリヨンと知り合う。

リヨンは、国教会の装飾を行うために雇われていたが、その変人っぷりにほとんど仕事はなく、ひたすら人間が空を飛行することを目指して、発明に取り組んでいた。

そんなリヨンには、心から忠誠を誓う「白騎士」という美しい女がいた。

が、あるとき、その「白騎士」が結婚をするという知らせが飛び込んでくる。




アルノルト    アッヘンヴァル食堂の少年

スラヴェニアの目抜き通りに位置するアッヘンヴァル食堂の少年。食堂はブレンドティーが名物。

食堂を立ち上げたのは父親のヘンリックだが、スラヴェニアの王の側近として城に勤めることとなり、父の不在をアルノルトが守っている。

飢饉の際、馬鈴薯を食用とすることが奨励されたのを受け、馬鈴薯のケーキを開発。飢饉を救った賢帝ヒルデガルダの名をケーキに命名する。

ある日、城に勤める父にケーキを届けに行こうと入城する際、どさくさに紛れて入城しようとした不審な若い女と出会う。




(氏名不詳)    謎の茶を売る東洋人

様々な効果の茶を販売するが、最も人気があるのは、恋が実るというおまじないのお茶。

おまじないのお茶に偽装して何か怪しいものを販売しているのではないかとの疑いをもたれ、ヒルダという若い女性が偵察に店に訪れる。





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画像は、「シルエットデザイン」および「All Silhouettes.com」を利用しています。

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